田原俊彦さんは15歳でジャクソン5「I Want You Back」に脳天を撃ち抜かれた…MJ見続け48年

公開日: 更新日:

「哀愁でいと」「抱きしめてTONIGHT」も20代の時と同じキーで歌っている

 ずっとマイケルを見てきたから、僕の20代の動きは今見てもハンパじゃないですね。今、自分で見ても思います。とくにメドレーの切れ味なんかが。今は60代になり、60代の見せ方が自然にできていると思う。「哀愁でいと」「抱きしめてTONIGHT」も20代の時と同じキーで歌っているし、踊りも同じです。それをキープできています。

 でも、特別なことは何もしていないんです、本当に。ジムに行ったこともないですから。

 関節を緩めるのが大事なのでストレッチはやるけど、余計な筋肉は必要がないですから。筋肉がついてバキバキだと踊りも硬くなるし、スーツも似合わなくなる。しなやかに踊れる質のいい柔らかい筋肉をキープできているのがいいと思う。

 ただ、腹筋だけはすごいですよ。どうしてかというと田原俊彦だからだと思う、意識が。一歩外に出たら人に見られるけど、自分でも不思議なほど苦痛と思ったことがない。

 もうひとつ挙げれば、コンサートやディナーショーを毎年やるので、リハーサルもあるし、1週間に1回は体をバリバリ動かしているのがいいんだと思う。

 今年でデビュー45周年になります。80枚目になるシングル「愛だけがあればいい」をリリースします。今回はここ何年かはアッパーでハッピーなノリのいい曲が続いたので、変えてタイトル通りのちょっとシリアスで昭和テイストがある曲です。

 松井五郎、都志見隆、アレンジャーに船山基紀の最強トライアングルです。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ

■「45th ANNIVERSARY TOSHIHIKO TAHARA DOUBLE ‘T' TOUR 2024 愛だけがあればいい」
 7月20日の埼玉・和光を皮切りに、群馬・渋川、兵庫・神戸ほか、東京は9月3、4日にLINECUBESHIBUYAなど全国20公演。▽全席指定9000円(税込み)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!