著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

サザンは高齢不安? 夏フェス引退も…活動を続けてもらうだけでノーベル賞ものだ

公開日: 更新日:

 先月25日に46回目のデビュー記念日を迎えたサザンオールスターズ。今年の冬には9年ぶり16枚目のアルバムを発売する予定であることが明らかになっている。

 相変わらず精力的な音楽活動だ。9月には、茨城県で開催される野外フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」にも大トリで出演するが、桑田佳祐(68)が「今回が最後の夏フェス出演」とコメントを出している。「我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ(笑)」というわけだ。

 この発表を聞いて、「そりゃそうだ」と強く思った。僕も学生時代にこのバンドのデビューに触れて熱狂した、いわば同世代ファン。パーカッションの野沢秀行は70歳の古希目前で、メンバーも全員70代が見えてきて、夏の暑い盛りの屋外での音楽フェスは相当キツイというのがよくわかる。サザンといえば、夏のイメージ。デビュー曲「勝手にシンドバッド」のほか、「チャコの海岸物語」「真夏の果実」「涙のキッス」「夏をあきらめて」などのメロディーや歌詞が次々と浮かぶ。だが、昨今の夏はただでさえ異常な暑さで、8月どころか9月、10月でも危ない。まかり間違って熱中症でダウンしたら、命にかかわるといっても過言ではない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発