24時間テレビ視聴率アップに「フワちゃん騒動」も貢献! 識者「ザイオンス効果」を指摘

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 8月31日から9月1日にかけて放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)の番組平均視聴率が前年を上回ったことが大きな話題になっている。値は12.5%で、前年の11.3%を1.2ポイント上回ったのだ。

 番組放送前、24時間テレビには昨年11月に発覚した系列局の日本海テレビの元幹部による義援金横領事件を絡めた批判が多く上がっていた。このため、視聴率は前年を下回るとの見方が大勢だったが、それを覆したわけだが、その原動力はいったい何だったのか。放送コラムニストの高堀冬彦氏は「『24時間テレビ』の華はマラソンとスペシャルドラマですが、今年はどちらも優秀でした」と、視聴率をけん引したと分析する。

■「子供から大人まで受け入れやすいドラマでした」

 今年のスペシャルドラマは「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性」。コメディアンの萩本欽一(83)を題材としたドラマだが、高堀氏はスペシャルドラマについて、「大抵が障がい者の物語です」と指摘する一方、今年のドラマの特徴が視聴率アップに貢献したと語る。

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