著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

西郷輝彦さんに感じた爽やかさ “いい人オーラ”あふれるから人気が続いたのだ

公開日: 更新日:

 最初の妻の辺見マリさんがインタビューで「(別れた後もずっと)尊敬しています」とお答えになっていました。亡くなられた際の追悼コメントでも「丁寧に教えて下さった」「いつも励ましていただいた」という人柄が偲ばれる言葉であふれていましたが、二十数年前も“いい人オーラ”があふれていました。これからやってみたいことを伺うと「いただいたお仕事を一生懸命にやらせていただく、それだけですね」と爽やかに目を輝かせてほほ笑んでおられました。

 番組終了後、姿勢を正してスタッフ一人一人に一礼をされ、さっそうとお帰りになられる姿からはなんともいえない“爽やかさ”が漂い、スタッフが皆、またご一緒したいと思ってしまう。こうした西郷さんの“人柄をオーラとして感じ取る”から人気になるのではないかと思います。本当にすがすがしいすてきな方でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態