国民民主党・玉木代表「不倫」認めスピード謝罪の思惑 会見直後に“女性タダ泊疑惑”報道、さらなる続報も?

公開日: 更新日:

 早すぎる謝罪だった。

 衆院選で躍進し、乗りに乗っている国民民主党玉木雄一郎代表が11日、週刊誌による自身の不倫報道を認めて陳謝した。

 スクープしたのは週刊誌「FLASH」の電子版「SmartFLASH」。11日朝6時、〈玉木雄一郎氏「高松観光大使」元グラドルと隠密不倫デート&地元ホテルで逢瀬…〉との見出しで報じた。玉木代表は衆院選投開票日の直後に「高松市観光大使」の女性タレントと都内のバーで密会。その3カ月前の7月下旬には、玉木代表の地元・香川県高松市のシティーホテルで一夜を共に過ごしたというものだ。

 記事配信からわずか3時間半後の午前9時半、玉木代表は国会内で会見を開き、謝罪したのだった。終始、険しい表情を浮かべ「妻子ある身で他の女性に好意を寄せたことは事実」と認め、「家族のみならず、期待を寄せてもらった全国の皆さんに心からおわびを申し上げる」と頭を下げた。

 さらに、なかなか地元に帰れない玉木代表の代わりに、妻が地元有権者との橋渡し役を務めていることを念頭に見解を問われると、数秒間沈黙し「私の妻はですね……」と声を震わせ、目に涙をためながらこう言った。

「日本一、夫のために……、地元を守ってくれる妻です」「この週末も時間をかけて謝罪いたしました」「一生、謝罪を続けたいと思います……」

 過去、不倫や女性問題で辞職した議員がいたことは確かだ。倫理観の欠如を指摘されても仕方はないだろう。とはいえ、裏金議員のように違法行為が発覚したわけでもない。家族に土下座して謝るなら理解できるが、会見で「男泣き」してみせるなんて、ちょっと大袈裟すぎやしないか。ここまで謝罪しておきながら、代表辞任も議員辞職も否定しているのも、どうにも腑に落ちない。

「衆院選で大躍進し、過去に例がないほど注目を浴びています。玉木さんとしては、多少、大袈裟でも平身低頭して許しを請うことで早期に火消ししたい。ダラダラと引っ張って傷口を広げれば、せっかく上向いた党勢に影響しかねませんからね」(官邸事情通)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性