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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

勘三郎さんの夢が結ばれた勘九郎さんの「俊寛」 勘太郎を襲名した七緒八くんの成長に感動

公開日: 更新日:

 盟友であった中村勘三郎さんが亡くなって今年で十三回忌。

 追善の興行が各地で行われている。そのひとつが三島村歌舞伎「俊寛」で、先日NHKで放送された。

 平清盛討伐の謀略のため鹿ケ谷に集った罪で鬼界ケ島に流罪となった俊寛と康頼、成経の3人が、ボロボロの姿になりながら、ひたすら赦免されて都に帰れる日を待っている。若き成経が海女の千鳥を妻にすることになり喜んでいると、そこに御赦免船がやって来る。しかし、妻の千鳥は乗せられないと言われ、俊寛は使いの侍を斬り、1人残って代わりに若き夫婦を船に乗せてやる。出て行く船を追い、悲壮な孤独感と共に涙ながらに「おーい、おい、おい」と叫ぶ俊寛。

 この舞台となった鬼界ケ島は、鹿児島県の南西諸島にある硫黄島(第2次大戦の舞台となった硫黄島とは別の島)であるといわれ、島には海に向かって叫ぶ俊寛の銅像が立っている。

 この地を訪れた勘三郎さんが、「ぜひここで実際に演じたい」と発案し、前代未聞の本物の海と船を使った大野外劇が公演されることになった。

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