大谷翔平ドジャーズ開幕戦の日テレ世帯視聴率は驚異の31.2%でも…「紅白歌合戦には程遠い」ワケ

公開日: 更新日:

昨年は『Bling-Bang-Bang-Born』のCreepy Nutsを初出場させたNHK

 紅白(2部)の歴代最低の世帯視聴率は2023年の31.9%だったが、コア視聴率は20.4%を取っていた。これは、"高齢者斬り捨て"の批判が出ても、NHKが若手アーティストを積極的に出演させていることが大きい。昨年も平野紫耀(29)を擁するNumber_iをはじめ、『Bling-Bang-Bang-Born』が世界的に大ヒットしたCreepy Nuts、『はいよろこんで』でブレイクしたこっちのけんと(28)、顔出しNGの女子高生シンガーtuki.(16)といった、若者に人気のアーティストを紅白に出演させた。

「大谷人気にケチをつけるつもりは毛頭ありませんが、世帯はほとんど変わらないのに、コアではダブルスコアが付いています。今年も紅白は厳しい戦いが予想され、世帯30%を切る可能性もある。そうなれば、ドジャースの開幕戦が年間世帯視聴率1位になるかもしれません。ただ、紅白のコア視聴率には勝てないと思います」(同前)

 逆説的に、大谷フィーバーは紅白歌合戦の若者人気まで浮かび上がらせた。

   ◇   ◇   ◇

 大谷フィーバーと言えば真美子夫人。真美子夫人の人気も加味すると、紅白歌合戦との勝負の行方も変わってきそうだ。■関連記事もあわせてご覧ください。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒