芳根京子、桜井ユキ、小泉今日子、多部未華子…「ゆっくり丁寧に人の心を描くドラマ」がヒットする背景
ショッキングな展開もドロドロの人間関係もない
「先日最終回を迎えた桜井ユキさん主演の『しあわせは食べて寝て待て』(NHK総合)もそう。ショッキングな展開やドロドロの人間関係、SNS映えする“伏線回収のための伏線”とは無縁。こうした静かな作品が評価され出したのを見ると、ドラマ視聴者の“疲れ”のようなものも感じますね。情報過多で、盛りすぎて、早回しで……そんな時代だからこそ、逆に“ゆっくり、丁寧に、人の心を描くドラマ”が、新鮮に映る。もしかすると、これが次の主流になっていくかもしれません」
テレビの無料動画サービスTVerのお気に入り登録数120万超え、春ドラマの中ではトップの小泉今日子(59)&中井貴一(63)ダブル主演「続・続・最後から二番目の恋」(フジテレビ=月曜夜9時)、2位の多部未華子(36)主演「対岸の家事~これが私の生きる道!~」(TBS=火曜夜10時)も、“丁寧に人の心を描くドラマ”という点では共通している。
そして100万の「めおと日和」は、「キャスター」を抜いてトップ3にランクイン(5月27日午前現在)。このまま“うららかに”ゴールまでたどり着けるか。ピュアさが売りだけに、ドラマ関係者はスキャンダルという荒波に揉まれないことだけを祈っている?
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桜井ユキは繊細な演技に定評があることで業界から信頼を集めているという。関連記事【さらに読む】「しあわせは食べて寝て待て」桜井ユキの“ギャップ萌え”で人気急上昇!…では、確かな演技力で視聴者を虜にする本人の巧みな演技について伝えている。