中居正広氏だけが破った「SMAPの掟」…元女性アナへの“性加害”認定の泥仕合を招いたものとは

公開日: 更新日:

「スタッフとベタベタとつるんでは駄目」の言い伝えから外れてしまった結末

 では、フジテレビと泥仕合となっている、元リーダー中居正広氏(52)の女性問題を元メンバーはどのように見ているのだろうか。

 週刊文春は5月2日の「文春オンライン」で中居氏の「愚行と引退」と題して、SMAP元メンバーについて特集している。それによると、中居氏の引退について衝撃を受けつつも、騒動については口を閉ざしている。ただ「スタッフとベタベタとつるんでは駄目」と、SMAPを育て上げたマネジャー飯島三智氏の言い伝えをただひとり守らず、真逆のことをやっていたのが中居氏だったと伝えている。

「さらに同じグループのメンバーであっても、仕事は仕事と割り切り、プライベートを持ち込まない。あくまでビジネスとして付き合い、アイドルがバラエティの文化に染まったら本末転倒というスタンスを貫いたからこそ、SMAPの成功はあったというのでしょう。そんな『SMAPの掟』を破り、道を外れていったのが中居氏であるとすれば、内心思うところはあっても、コメントは難しいのでしょうね」(同記者)

 かくして中居氏は芸能界を引退後もフジテレビ第三者委員会の「性加害」認定をめぐり泥仕合が続いている。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事「中居正広さんの反論が問うていること…『性暴力』報道は正しかったのか?」なども必読だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった