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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(15)「娘には甘かったけど、双子の息子たちにはシビアに接した」

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ハーレーを乗り回す「イージー・ライダー」の世界

増田「札幌とか函館とか、そういう遠くも行かれてたんですか」

加納「結構行った時代あるね」

増田「道内全体を回ったり」

加納「そうそう。大体北海道は俺知ってるよ」

増田「1人で回ってたんですか」

加納「そうだね。で、ときどき東京からバイク仲間が来たりするんで、そういうときはつるんで回った」

増田映画『イージー・ライダー』*の世界ですね。そういうときはホテル泊まるんですか」
 
※イージー・ライダー:1969年公開のアメリカ映画。反体制映画の代表的作品として有名。コカインを隠し持った若者2人がハーレー・ダビッドソンのバイクで放浪の旅をする姿を描く。ステッペンウルフによる主題歌『ワイルドでいこう!(BORN TO BE WILD)』も世界中で大ヒットした。
 
 加納「ホテルだったり旅館だったりさまざま」

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