「あんぱん」琴子役で注目の鳴海唯の“カメレオン女優”ぶり 芸能界入りのきっかけを作った女優は誰だ?
中学時代から広瀬すず(27)のファンで、その広瀬が18年に主演した映画「ちはやふる」でエキストラに募集したことがきっかけとなり、俳優を目指し、関西から上京した。そして広瀬がヒロインを務めた「なつぞら」がテレビドラマ出演第1作目という強運の持ち主でもある。
■「人生を変えたい」とオーディションで激白
ただ、鳴海の強運は、自らの強い思いによって引き寄せられた部分も大きいようだ。6月30日配信の「日刊スポーツ」のインタビューでは、「あんぱん」のヒロインオーディションに参加した時の様子が報じられている。最終演技を披露する前に面接官から思いを聞かれた鳴海は、「人生を変えたいです」と、涙ながらに語ったという。
10月には主演映画『アフター・ザ・クエイク』の公開も控えている鳴海は、「挑戦してみたかった役柄に挑戦できそうです。後悔のないように向き合いたいですし、これから『あんぱん』での反響も何かあったらうれしいなと思っています」と抱負を語っている。
「鳴海は下積みと脇役時代が長く、演技の基本を身につけている。役柄によってガラリと変わる表情やキャラも魅力。コメディエンヌの才能もあることから、昨年の『虎に翼』に主演した伊藤沙莉のような、しっかり演技力で視聴者を魅了する役者さんに成長していきそうです」(映画誌記者)
新たなヒロインが誕生しそうだ。
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