「時代に挑んだ男」加納典明(36)英語が堪能?いや、全然喋れないけど言語度胸はあるんだ
「承認欲求」の言葉では表現できない「俺を見ろ」という欲求がある
加納「そういうことか(笑)。そんなのないよ。何にもしてない。全然全然全然。ブロークンもブロークン。全然喋れないんだけど、言語度胸があるみたいだね。ニューヨークに着いてすぐに石川次郎と洋服を買いに行ったわけ。それで陳列してあるジーンズを指して『ルック・アット・ミー』って店員に言った(笑)。そしたら店員がずっと俺を見つめてるから『俺を見るな!』って怒ったんだ(爆笑)」
増田「店員は言われたまま見てるのに災難ですね(笑)」
加納「石川は英語が堪能だから横で大笑いしてるわけよ。『ショー・ミー・ザット』とでも言えばいいのに『ルック・アット・ミー』。まあ自分ながらいま思いだしても笑ってしまうんだけど、それくらい言語度胸みたいなのがあって、海外のどこへ行ってもそこの言語をすぐに話し出すんだ」
増田「度胸もあるでしょうが、才能でしょうね。話していて日本語の構築能力もすごく秀でてます。普通、一見でインタビューでここまで斬れ味のある言葉は出てこないんですよ」