令和版「砂の器」を思わせる「盤上の向日葵」の懐かしさ

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「砂の器」は和賀が作曲した組曲「宿命」を披露するコンサート。「盤上の向日葵」は桂介が将棋界最高峰のタイトル「竜昇戦」に挑む日にピークを持ってくる、物語の構成もイメージが重なり“久しぶり”の連続。

 思えば柚月裕子の「孤狼の血」は、東映の「仁義なき戦い」(73年)と「県警対組織暴力」(75年)にインスパイアされた小説で、それを東映が2018年に映画化した。今回は松竹映画の「砂の器」を思わせる「盤上の向日葵」を、やはり松竹の配給で公開する。映画ファンにはたまらないムードを持った注目作である。

(金澤誠/映画ライター)

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