美川憲一の休養に20代からの親友が安堵のワケ…“美少年歌手”からご意見番に至るまでの葛藤と存在感

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「美川は今でこそ"オネエキャラ"として認知されていますが、デビュー当時は美少年歌手でした。カミングアウトするまで長い期間を要しています」(ベテラン芸能ライター)

 デビューの翌年にムード歌謡路線に転向した美川は、「柳ヶ瀬ブルース」が120万枚のミリオンセラーを記録し、「新潟ブルース」や「釧路の夜」と立て続けにヒット曲に恵まれた。1968年の「NHK紅白歌合戦」に初出場して以来、7年連続で出場。72年の「さそり座の女」もヒットし、歌手として不動の地位を築いた。

「その後、紅白に落選して2年が経過した77年に大麻取締法違反で逮捕。不起訴になりますが、84年に再び同容疑で逮捕。懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けています。美川は自身のキャラクターについて悩んでいたのが、70年代終わりごろ、新宿3丁目にシャンソンの名曲の名前を取った『ろくでなし』と言うサパークラブを経営していたころでした』(レコード会社関係者)

 筆者も同店に通い詰めていた時期があり、店では素の美川を見せてイキイキとしていたことを覚えている。

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