スタジオジブリ宮崎駿監督作「もののけ姫」4Kデジタルリマスター版の見どころとは

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 総じて観客に迫ってくる作品の映像、音のパワーが増した印象があり、初上映のときに見た人も今回のIMAXシアター上映版には、新たな驚きを覚えるに違いない。

 これまでスタジオジブリ作品は、「君たちはどう生きるか」(2023年)がIMAXで上映されたことがある(宮崎駿監督作では他に、「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)が2024年にIMAXで上映された)。「もののけ姫」はその第2弾となるが、今回のIMAX版は北米の配給会社からの要請で作業がスタートした。昨今の北米での劇場プロジェクターが4K対応になってきているので、これに合わせてジブリ作品を4KやラージフォーマットのIMAXで上映したいという声が高まってきたのだ。

 IMAX版の「もののけ姫」は日本に先駆けて今年の3月に北米約3500館で公開され、ボックスオフィスでは初登場6位にランクインしている。日本では上映館数を考えると、そこまでのムーブメントとはなりにくいだろうが、名画を4Kデジタルリマスター化したり、IMAX仕様にしていく動きは、『映画館で映画を見る』というライブ感を味わう意味でも、これから増えていくに違いない。またIMAXシアターではないが、11月6日まで上映されている黒沢明監督作「七人の侍」(1954)の新4Kリマスター版が、多くの観客を集めている状況を見ると、やはり名画は時を超えて古びない魅力を持っているのだ。

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