桜井和寿が書き下ろした「Sign」を聴けば仲間たちの顔が浮かぶ

公開日: 更新日:

 当時見ていた人にはそれぞれツボがあると思うけど、やはりこのドラマは聴覚障害があるヒロインを演じた柴咲がバツグンに可愛かった。ちょっと傲慢で口(手話です)が悪いんだけど、実は臆病で繊細というキャラ。そしてその障害を、ハンディキャップではなく“特徴のひとつ”として仲間と対等に描いた世界は、とても新鮮だった。象徴的なのが、5人でキャンプに向かう車の中でみんなで手話込みで歌うORANGE RANGEの「上海ハニー」。

 愛で地球を救いたがる夏の長時間テレビ内でのドラマのような“泣かせるための素材”としての扱いでは、ない。だからこそ、今でも多くの人の“平成のキラキラした王道の青春もの”として記憶に残るのだろう。

「♪そんなことを考えている」──桜井和寿が台本を読んで書き下ろしたという主題歌「Sign」を聴けば、瞬時にあの“オレンジの会”の仲間たちの顔が浮かぶ。でもあの曲を書いた時は二日酔いだったらしいけど。

(テレビコラムニスト・亀井徳明)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定