「NHK紅白歌合戦」若者が見なくなったと言われるのはなぜだと思いますか?
30代〜50代くらいの視聴者にとっても、極端に「若者&高齢者シフト」で編成された番組はなかなかつらそうです。グルメ好きはテレ東へ、お笑い好きはフジへ、TBSは何をやるのかまだ分かりませんが、その3局あたりを見たほうが楽しそうですよね。
じゃあ若者が生で見るのかというと、まあ見ないでしょうね。そもそも家族と一緒にテレビを見たりしませんよ若者は。せいぜい配信であとで見るくらい…というか、それがNHKの狙いなわけですよ。もうはっきり言ってNHKは紅白で高視聴率を稼ごうとは思ってません。生で見てもらうより、話題になるような演出をして、あとから配信で見てほしいわけです。
要は10月に始まったばかりの「NHK ONE」の利用者を増やしたいというのと、「若者にも受信料を将来にわたって払い続けてもらうために、『配信でも面白いコンテンツを提供してますよ』とアピールしたい」というそれだけのためにNHKは紅白をやるというのが本音ではないでしょうか。
もうNHKは紅白という「超有名ブランド」のブランド力を使って「自分たちの都合の良い施策」をやろうという意識しかないと思います。各事務所に「NHKに貢献すれば出演させてあげる」という「行政」をやるとか。自分たちの新サービスをアピールするとか。「やってます感」を出すとか。


















