“等身大”の吉岡里帆が光る!NHK夜ドラ「ひらやすみ」で高まる大河への期待…転機として思い当たる「どんぎつね卒業」

公開日: 更新日:

 そんな吉岡は、いまだに《あざとさ全開》などと報じられることもあるが、以前のような否定的なニュアンスはなく、ネタというか、むしろ《可愛い》を意味する誉め言葉になっている。

「吉岡さんは、2017年1月期の連ドラ『カルテット』(TBS系)あたりから一気に注目度が上がって、同じ年に始まった日清食品『どん兵衛』のCMキャラ“どんぎつね”も話題に。翌年に連ドラ初主演とトントン拍子で人気女優の階段を駆け上がっていきましたが、それに伴って《腹黒そう》《あざとい》などと、特に同性からバッシングされるようになっていきました」(スポーツ紙芸能デスク)

 それも今は昔。所属事務所の“休業”に伴って、2024年4月に「フラーム」に移って以降は、重要な脇役を任せられる「“大人の女優”という業界内の評価もさらに高まっている」(在京キー局ディレクター)。それが夜ドラのよもぎ役であり、大河の主人公の正妻役にもつながっているわけだ。

「そう考えると、吉岡さんは"どんぎつね”のCMが配信非公開になった2022年ごろから、彼女を見る同性の目も好意的になっていったような……『しずかちゃんとパパ』(NHK BSプレミアム)など恋愛モノじゃないドラマ映画、それこそ《等身大の普通の人》も演じ、その積み重ねで“あざと批判”を逆転していった感がある。もともと吉岡さんは“超”が付く努力家。本業優先で恋愛もセーブ、30代になって実を結んできたということでしょうね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  3. 8

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    サントリー角ハイ「井川遥ママ」に復活待望論…CM刷新の裏にチラつく永野芽郁&田中圭の影

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ