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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一(14)かけ蕎麦で食いつないだ浅草修業時代「仲見世通りは意地でも見なかった」ワケ

公開日: 更新日:

賑やかさが悲しくなる

萩本「だけど私にするとね、かけそばじゃなかったですね。ネギそば。ネギたくさん入れればいいんですよね。山のようにネギ入れて。かけそばやかけうどんが唯一の健康食品なんですよ、天ぷら丼とかって、ダメ。とにかくかけそばやかけうどん。当時ね、僕、どんなお使いがあってもね。仲見世通りってのだけは意地で見たくなかったの。浅草の仲見世。だーっとある」

増田「浅草寺*に続く両側のお店ですね」

※浅草寺(せんそうじ):浅草の中心にある東京最古の寺。始まりは628年。隅田川で漁をしていた兄弟が一体の観音像を引き上げそれを祀ったのが始まりだと伝えられる。元は天台宗に属していたが、1950年(昭和25年)に独立して聖観音宗の本山となった。東京随一の観光地の顔も持ち、雷門、仲見世通り、宝蔵門などに大勢の人が集まる。

萩本「そうそう、お店があるじゃない。よくテレビで映る大きな提灯があって、あそこを入ってく。そういう賑やかなとこ、賑やかなとこに浅草に10年いたけど、行ったことない」

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