苦しい“中出し”弁明 ASKA愛人・栩内被告「黒すぎる心証」

公開日: 更新日:

 いよいよ土俵際に追い込まれたか。覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けたASKA(56)の愛人、栩内香澄美被告(37)の第3回公判が2日、東京地裁で開かれた。

 栩内被告は陽性反応が出た尿の鑑定結果に関して、「性行為で避妊せず、ASKAの精液が混入した」と主張してきた。この日は、その主張を巡る検察側との攻防が注目された。栩内被告の尿鑑定を担当した科捜研の鑑定人は、「(ASKAの)精液に覚醒剤が排出されたとしても、非常に微量。覚醒剤が検出されるほどの絶対量はない。(精液が栩内の尿に混入し、検出されることは)ないと思います」と反論した。

 栩内被告は第2回公判で、「寝ている間に(覚醒剤を)吸わされたかもしれない」と話し、自宅のエアコンのフィルターから検出された成分に関して、「ASKAが隠れて覚醒剤を吸引した際にフィルターに付いた」と主張していた。苦しい言い訳にしか聞こえず、既に裁判官の心証は真っ黒ではないか。

■「真実を貫きたい」

 科捜研で23年間勤務し、5000件以上の鑑定経験を持つ法科学研究センター所長の雨宮正欣氏はこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾