芸能界にも居場所なし…清原容疑者「プロレス転向」急浮上

公開日: 更新日:

「声がかかるとしたら、あの業界しかないでしょうね。人脈的に考えてもそう。実際、そんな話がチラホラと聞こえ始めていますよ」

 テレビ局関係者がこう言った。

 清原和博容疑者(48)が覚醒剤取締法違反でお縄になってから2週間、日刊ゲンダイ本紙が逮捕当日から報じている常習疑惑を裏付ける情報が次から次に出てきている。フジテレビは「5グラムの覚醒剤を1カ月で使い切っていた疑いがあることがわかった」と報道。5グラムは通常の150回分の使用量にあたり、これをひとりで摂取したとすれば、「シャブ中」の前に「重度の」との形容詞が必要な状態である。

 いよいよシャバに出てきたあとが心配になるのだが、球界復帰も芸能活動再開も絶望的。そこで浮上してくるのが、プロレスデビューである。

 冒頭のテレビ局関係者がこう続けるのだ。

「一時、清原の個人事務所をバックアップした大手パチンコメーカーと有力芸能マネジメント会社のトップは、いずれも格闘技とプロレスの世界に顔が利く。パチンコメーカーの方はかつて、格闘技イベント『K-1』などの大スポンサーだったし、芸能マネジメント会社の会長はアントニオ猪木さんの最大の後援者として知られています。現役力士として09年に大麻取締法違反で逮捕された元若麒麟は有罪判決後、執行猶予中の身でありながら本名でプロレスデビュー。猪木さんが主宰する団体でリングに上がりました。斯界は清濁併せのむところですからね。球界や芸能界では汚点にしかならない逮捕歴も、あちらの世界では武器にできることもある。もちろん『クスリ断ち』が絶対条件で、甘い世界でもありませんが、かつての支援者たちが清原の更生の道にリングデビューを用意する可能性はありますよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情