フリーアナ辻よしなりさん レスラーとの宴会で“一気14杯”

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 91年、ジョージア(当時のグルジア)の首都・トビリシ郊外でガッツリ飲んだのはワインでした。ジョージアは“ワインの故郷”といわれるほど醸造の歴史は古く、口当たりが良くまろやかな日本人好みの銘酒が多い。

 この時は格闘技王国・ジョージアに新日本プロレスがプロレススクールを開校したというニュースのロケで、ありがたいことに現地の関係者がホームパーティーを開いてくれたんです。集まったのは約30人。まず主催者の挨拶があって乾杯したのですが、それからが大変でした。一人一人、自己紹介を兼ねた挨拶をしてそれが終わるや、全員がグラスのワインを一気飲み。その際「底見せろ! 底見せろ!」と手拍子ではやし立て、これを人数分、繰り返すのがジョージア流なんです。

 グラスはやや小ぶりで、つがれるワインは半分ほどでしたが、30杯となると結構な量です。しかも挨拶が終わってから本格的に飲み始めるんですから、ジョージアの人たちは強い、強い。彼らに合わせて飲んでましたから、途中で「オーバーペースかな」という気はしてたのですが、おいしいからスイスイ飲めちゃう。でも、さすがに限界でした。もったいないことに一番おいしい料理が出てくる前に飲みつぶれてしまったんです。聞くところによると、いただいたワインは自家製の手づくりでアルコール度数はかなり高め。酔いが回るのが早いわけです。それだけに翌日の二日酔いが酷かった。思い出したくないくらいつらかったですよ。

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