イバラ道待つピエール瀧を“拾う神”は家族かファンか音楽か

公開日: 更新日:

「彼には妻と中学生の娘さんがいて、家の前でキャッチボールしたり外食したりと、ご近所でも評判の仲良し家族。ご近所からは『帰って来たら、あたたかく迎えてあげたい』との声も上がっています。どんなに順風満帆で売れていても、事件を犯したら、仕事仲間でもほとんどが一斉にソッポを向くもの。そんななか、保釈された彼がご家族と対面したとき、もし娘さんからも『なにがあってもパパはパパだからね。私たちを守って』などと言われたら、号泣するでしょうね」

 家族と暮らした住まいはカーテンが閉ざされ、もぬけの殻のよう。新聞など郵便物がポストにたまり、幸せな家庭も崩壊危機にあることをうかがわせているという。今月52歳になる瀧被告はどうやっていくのだろうか。高額賠償金の返済はもちろん、この社会で生きていくには20代の頃から手を染めた薬物を断たなければならないが、その道のりは険しい。薬物依存症に詳しい芸能関係者が言う。

「依存症脱却のために更生施設に入っても、ちょっとでも時間があると薬物を思い出し、ふとしたことでまた手を出してしまうといったケースがままある。薬物関係の知り合いもそう放っておいてくれなかったりするんです。薬物事件を起こしたある芸能人は、現場関係の仕事について朝から夕方まで規則正しく肉体労働をしていた。薬物を考える時間もないほど働き、疲れ果てて眠る日々だったそうです。とはいえ昨今は顔も名前も知られている芸能人の前科持ちだとまず普通の仕事にありつけない。芸能界に戻るのも簡単じゃないし、再起できたとしても、民放のドラマや広告関係はスポンサーが嫌がって、まずオファーはないでしょうね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗