村杉蝉之介容疑者逮捕の衝撃…ベテランにも蔓延する芸能界“大麻汚染”の深刻度

公開日: 更新日:

「芸能界の売れっ子やベテランは弟子や子分に禁止薬物の購入を代行させる手が昔からありますけど、そこまでのポジションというわけでもない。バイプレーヤーと言われてますが、ギャラも安くなる中、一部のトップ以外は芸能界だけで食べていくのはむずかしい。レターパックで郵送という手段で大麻を買うなんて大学生と同じレベルです」

 脚本家の宮藤官九郎、俳優の阿部サダヲらとのロックバンド「グループ魂」では、2005年のNHK紅白歌合戦にも出場した。村杉容疑者は「バイト君」と呼ばれ、ハーモニカを担当し、「竹内力やチョコボール向井らを歌ネタにしていました」という。

■「大人計画」は個展開催を中止

「大人計画」は主宰の松尾スズキによる個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」開催を中止。公式サイトで《現在は弁護士を通し事実確認を進めております。関係者の皆様へ即急に対応させていただきたいと考えております》などとしたが、どうか。

「6月にやはり大麻事件で逮捕された永山絢斗を『大人計画』はことし舞台で主演させ、逮捕は上演後だったのですが、オンエア配信を見送っています。そのため、劇団に落ち度はないにしても、またしても大麻がらみかとの声がファンや関係者から上がっている。人気の劇団だけに、落胆や失望の度合いも大きいのでしょう」と、舞台チケットなどを扱う関係者は言っている。

 いい年したベテラン俳優にまで蔓延(まんえん)するとは、芸能界の大麻汚染はまだまだ氷山の一角なのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった