松本&中居、永野芽郁&田中圭、国分太一…性加害・不倫・コンプラ違反の内容問わず「会見ナシで雲隠れ」が芸能界の慣例なのか
思えばここ数年、ダウンタウンの松本人志(61)、中居正広氏(52)、田中圭(40)と永野芽郁(25)、そして今回の国分太一など、“不祥事”を起こしたタレント本人が釈明会見や謝罪会見を開くことはまずなくなった。それは、不倫騒動、性加害疑惑、コンプライアンス違反と内容を問わずで、ことが起これば即、「活動休止」や「引退」だ。
芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。
「事務所やSNSを通じてコメントを出すだけのことがすっかり慣例になっていますね。確かに関係者がいる場合はプライバシーの保護などもあるでしょうが、会見を開いたところで、話せないことや話したくないことだらけ。記者や芸能レポーターの厳しい追及にあうことは目に見えているので、会見で謝罪したところで何のメリットもなく、むしろマイナスであると認識しているのでしょう」
城下氏は続ける。
「不祥事を起こしたタレントが復帰するのが非常に難しい時代になっています。山尾志桜里もそうですが、ネット社会は、『人の噂も七十五日』ということは全くなく、過去のスキャンダルは何度も掘り起こされ、なかなか風化しない。会見を開くことは、映像も画像もいつまでも残りますから、古傷に塩を塗るような事態になりかねないと考えているのでしょう」