【健康特集】注目の乳酸菌「フェカリス菌」でインフルエンザ対策

公開日: 更新日:

 さらに製薬会社の最近の研究では、「加熱殺菌した方が、効果が生菌の約3倍に高まる」という結果が明らかになった。

毎日決まった時間に取り入れるなど続けるための工夫をすることが大切
 腸内免疫に詳しい「井の頭通りこう門科胃腸科」の大堀晃裕院長(医学博士)も、このフェカリス菌に注目していると言う。
インフルエンザ対策としては、うがい・手洗い・マスクなどの予防が重要ですが、それに加えて、免疫力を高めることも大切。私自身も7年ほど前からフェカリス菌を摂取し続けています。風邪やインフルエンザにかかりにくくなったという実感がありますね。家族も一緒に摂取するようになったのですが、やはり、ウイルス性の病気に対する抵抗力が上がったみたいですよ」
 大堀院長は、クリニックの患者さんにもフェカリス菌を紹介していて、とくに手術後などで免疫力の維持・向上が必要な場合には、積極的にフェカリス菌に関する情報を提供しているという。
「とくに、インフルエンザが流行する冬は、気温が低いために体が冷えやすく、腸内の免疫細胞の働きも鈍くなりがち。腸内免疫細胞を活性化し、免疫系のバランスを整えてくれるフェカリス菌をこの時期に摂取することは、とても意味のあることだと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?