冬場は関連死が急増 「心臓カテーテル治療」5つの疑問
■耐久期間は?
「一般的に再狭窄率はバルーンで30%、ステントで20%といわれています。早ければ3カ月で再狭窄し、再狭窄したときはさらにカテーテル治療を行うことができますが、場合によってはバイパス手術に変えることもあります」
再狭窄がなければ、ステントの耐久期間はどのくらいあるのか?
「日本では1994年から保険適用になっており、10年以上の長期適用でも問題が起きたとの報告はありません。一般的にステント部分での再狭窄は少ないといわれています」
■何回できる?
「再狭窄が新たに出来ればその部分をステントで治療します。動脈に数個ステントを挿入した人は珍しくありません。上手に治療を受けて元気に社会活動することが大事です」