原口一博元総務相が公表 「骨形成不全症」ってどんな病気

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 民進党の原口一博元総務相(57)の難病告白がニュースになっている。原口議員は11月26日に佐賀市の自宅で右手と右足を骨折。現在、市内の病院でリハビリに努めているが、今月10日、自らのツイッターで遺伝性の骨の難病と診断されたことを公表した。病名は「骨形成不全症」という。

 この病気は2万人に1人の「指定難病」とされ、国内の患者数は6000人。遺伝的な発病と突然変異で発病する場合があり、原口議員は〈遺伝性難病です。幸い子ども達には遺伝していないのですが母から私達、兄妹に遺伝した難病です〉と書き込んでいる。原口議員は2年前の8月にも骨折し、その後、院内感染によって症状が悪化したため、年末の衆議院選挙を車椅子で戦ったことで知られる。結局、完治まで半年を要した。

 原口氏と親しい政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「11日の夜、原口さんと電話で話しました。2年前の骨折のとき、この病気の疑いがあると言われ、今回、遺伝子検査をして判明したそうです。若いころは骨をつくるスピードが、壊れるスピードに勝っていたため柔道ラグビーをしても問題なかったけど、ここにきて骨をつくるスピードが落ち、症状が出てきたと言ってました。いまは超音波治療を受けていて、これによって回復を3割早められ、年内には退院できるようです」

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