海外地域別 あなたの知らない「高致死率」感染症と予防法

公開日: 更新日:

 ワクチンはない。粗末な家屋は避けて、衛生環境の良いホテルに宿泊した方がいい。

◆欧州

「ダニ媒介性脳炎」が蔓延している。アルプスなどマダニが多く生息する郊外はとりわけ注意が必要。長袖・長ズボンを着用し、ズボンの裾もソックスに入れるなど、肌の露出をできる限り避けたい。

「皮膚に食いついているダニを無理に取ると頭だけ残ってしまうので、そのまま病院を受診してください。背中など見えにくい場所についていないかも要チェックです。牛やヤギの生乳、ナチュラルチーズを介して感染することもあり、非加熱の乳製品や生肉は食べないのが賢明です」

 ウイルスの潜伏期間は7~14日。発熱、頭痛など風邪に似た症状に続き、けいれんやめまいなどの神経症状を発症する。死亡率は1~3%と低いが、治療法がなくマヒが残る場合も。欧州では不活化ワクチンが接種できる。

◆アフリカ

 数多くの感染症が存在するが、特にブッシュミートと呼ばれる、コウモリやサルなどの野生動物を捕獲して食べることは、大きな感染源のひとつ。2013年に西アフリカでアウトブレークしたエボラ出血熱に感染する可能性もある。

「発展途上国だけに流行する感染症は、ワクチンや治療法が確立されていないことが多いので、感染すると非常に高いリスクを伴います。地域によっては、トラベルクリニックなどでしっかり予防対策を講じてから渡航することをお勧めします」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ