梅毒を昔の病気とみくびるなかれ 若い女性に患者急増の理由

公開日: 更新日:

 藤田氏によると、ビタミンB不足などで性器の粘膜が弱まったり、免疫力が低下しているときが要注意。梅毒の感染者と1度セックスしただけでうつってしまう。オーラルセックスでも感染する可能性があるという。

 恐ろしいのは淋病と違って痛みなどの自覚症状がないこと。女性が感染に気づかず妊娠すると、流産や死産に至ることも。胎児の脳内に菌が入ると、知的障害が起きる危険性が生まれる。

■放置しておくと命にかかわることも

 梅毒にかかっている女性を見分けるにはどうすればいいのか。

「外見からではなかなかわかりません。顔色が悪い女性に注意というくらいです。セックスの際は女性器に『硬結』というイボ状のかたまりや炎症が見られないかを確認。海外の医師によると性器のにおいでも分かるそうです。健康診断では必ず血液検査を受け、梅毒菌の有無を聞くようにしてください」(藤田紘一郎氏)

 梅毒に罹患して放置しておくと、動脈瘤ができて破裂し、命にかかわるそうだ。アナタもすぐ娘や風俗嬢に教えたほうがいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動