【ニキビ】スクラブ入り洗顔石鹸は使わない方がいい

公開日: 更新日:

 大半は思春期にできるので「青春のシンボル」と呼ばれるが、成人になっても発症する「大人ニキビ」も少なくない。ニキビはどうしてできるのか。山手皮フ科クリニック(東京・高田馬場)の豊福一朋院長が言う。

「ニキビの原因は3つ。①『皮脂を分泌する脂腺が大きくなる』②『毛穴の角化の進行』③『アクネ菌(ニキビ菌)の増殖』です。脂腺が活発になって皮脂の分泌量が多くなるのは、男性ホルモンの影響。ですから、男女とも男性ホルモンの分泌がピークとなる思春期から20代半ばに、ニキビもできやすいのです」

 毛穴が古い角質でつまると、毛包内に皮脂を好むアクネ菌が増殖しやすい環境になる。この状態を「面皰」と呼ぶ。面皰は炎症のないニキビで、毛穴の閉塞した「白ニキビ」と、毛穴が開いて中の黒い内容物(汚れ)が見える「黒ニキビ」がある。

「毛穴の中で増殖したアクネ菌は炎症を起こす物質をつくります。面皰に炎症が起きて、赤く少し盛り上がった状態が『赤ニキビ』。炎症がさらにひどくなり、膿がたまると『黄ニキビ』になります。家庭でのケアが大切なのは、炎症が起こる前の面皰の段階。毛穴のつまりが取れれば治ります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは