著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

中高年女性4万人超 片頭痛持ちは年間300錠も頭痛薬を服用

公開日: 更新日:

 片頭痛とみられる患者は、老若男女合わせて約11万人。うち約4万4000人が中高年女性(40~64歳)で占められています。とはいえ、これらの数字は実際よりもずいぶん少ないように思えます。

 日本頭痛協会のホームページには「本邦の頭痛患者は4000万人と推定され」と書かれています。

 また、日本臨床内科医会のパンフレットには、片頭痛に限っても「患者数は全国で約840万人」と書かれています。

 しかし、頭痛であっても、本人が医療機関を受診しない限り、その人は患者としてカウントされないため、厚労省の統計には反映されません。逆に、わざわざ医者に行くような人はかなり重症に違いありません。中高年女性には、重症の頭痛患者が多いと考えていいわけです。

 ご存じのとおり、頭痛は大きく「緊張性頭痛」と「片頭痛」に分かれています。前者は主に肩凝りや首凝り、眼精疲労などが原因。その大半は、市販薬やストレッチなどで何とかやり過ごせるものです。

 あるとき私は、知り合いの医師から「緊張性頭痛にはバファリンとアリナミンがよく効く」と教えてもらい、試したところ確かに効果があったので、それ以来その処方で対処しています。これは医療関係者の間では広く知られているようです。

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