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小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

セックスしていないのに性感染症…自覚していない人も多い

公開日: 更新日:

 妻に性感染症が見つかり、「浮気したでしょ!」となじられた。ちょっと前に一晩限りの相手と盛り上がり、でも未遂で終わった。“本番”もしていないのに――。

 こんな話を聞いたことがありませんか? セックスをすれば、誰でもかかる可能性がある性感染症。しかし、もし「セックス=挿入」と考えているようなら、セックスをしなくても性感染症にかかる可能性があります。それは、オーラルセックスをした場合です。

セックス・セラピー入門」(日本性科学会)によると、口と口のキスでは感染は起こりにくい。しかし、口と性器、口と肛門では、感染しやすいそうです。性器の病原体が口や咽頭にうつったり、または口や咽頭の病原体が性器にうつるのです。冒頭のケースでは、「盛り上がった相手とのオーラルセックスで自分に感染↓自分から妻に感染」が考えられます。

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