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下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

スマホを積極的に活用…連絡のやりとりが時代とともに変化

公開日: 更新日:

 ある日突然、1人暮らしの自宅で倒れ、3日目に隣人に発見された肺がん末期の女性(75歳)が当院での在宅医療を開始されました。

 聞けば、ここ何年も医療機関にはかかっておらず、日ごろから近所付き合いもあまりなく、そのために発見が遅れたようでした。

 しかし頼れる人が全くいないのかというとそうではなく、同年代の親戚が近くに住んでいて、緊急時の連絡先にしているとのこと。医療機関に受診したり入院したりする場合は、患者さん本人に代わり治療方針などを決めるキーパーソンとして登録もしているとの話でした。

 そのキーパーソンの方は聴覚障害があり、ご本人の希望で連絡は電話ではなく、もっぱらスマートフォンを使った文章でのやりとりで行っています。

 実は医療業界はいまだにアナログ。このネット全盛の現在でも、慣例的に電話でやりとりをするということが根強くあります。それでも、今回のように電話を苦手とする患者さんやそのご家族に関しては、メールやSMSでの対応も行っています。

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