歌手の香寿美さん「坐骨神経痛」に苦しんだ1年半を語る

公開日: 更新日:

香寿美さん(歌手・57歳)=椎間板ヘルニアによる座骨神経痛

 いまだに何が効いて治ったのか分からないのですが、激痛から解放されるまでおよそ1年半かかりました。

 痛みの始まりは2017年の夏に風邪をひいたとき、咳き込んでギックリ腰になったことでした。20代の頃に舞台上のアクシデントでギックリ腰になってから何度か繰り返していたので、「またなったな」くらいに思っていて、その後も歩けたのでいつものようにハイヒールを履いて仕事をこなしました。

 ただ、これまでならだんだん楽になるはずが、逆に痛みが強くなってきたんですね。しかも、腰ではなくて脚。左脚の後ろ側の全部、お尻のほっぺたから足のかかとにかけてが激痛なのです。

「いつもと違うな」と感じたので整形外科を受診しました。でも湿布薬しかもらえなくて、まったく治らない。それで次に大きめの総合病院でMRIを撮ってもらいました。その結果、「椎間板ヘルニアからくる座骨神経痛」と診断されました。でも、「時間が経てば治りますよ」と医師に言われてしまって途方に暮れました。

 ジッとしていても痛いのですが、一番痛いのはジッとしているところからの“動きだし”です。長い時間、同じ姿勢でいると血の流れが悪くなるのか、脚が固まるような感じになって全然動かないのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも