著者のコラム一覧
永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

健康寿命は経済力で決まる(8)分業はジェネリック不足を解消するか

公開日: 更新日:

 実際、現在のジェネリック不足でも、すでに同様のことが生じています。どこか1社が出荷停止になると、それがドミノ倒しのように波及して全体的に品薄に陥ります。そこで足りない薬を増産しようとすれば、他の薬の生産を一時的にストップせざるを得ず、今度はその薬が品薄になる、といった悪循環を繰り返しています。

 要するに業界全体に余裕がないのです。薬価を引き上げるなどして儲けが出やすくしないと、ジェネリック不足はいつまでも解消しないのではないでしょうか。=おわり

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