「65歳地域デビュー」の成否は「55歳からの10年」で決まる

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 団塊世代が65歳の節目を迎え、“完全退職者”がドッと増える今年、何かと注目を集めるのが「地域デビュー」だ。

 現役時代を引きずらない、妻や女性を敵に回さないなど鉄則はさまざま言われるが、すんなり溶け込めるか、それとも“地域難民”になるかは、デビュー10年前、つまり55歳の時点で決まっている。

 55歳といえば、時間とお金に余裕が生まれ、趣味や手習いで仕事以外でのコミュニケーションが増える年齢。民間のカルチャースクールも最近は50代を中心に賑わうが、実はトラブルを起こすのも、決まって彼ら50代だという。

 ある音楽教室の関係者が打ち明ける。

「期末の発表会のために生徒同士でバンドを結成すると、ちょっと楽器演奏がうまいからと、若い生徒に高圧的だったり、会社の上下関係をそのまま教室に持ち込む50代が少なくありません。会社のストレスを、エレキギターの爆音で発散したい気持ちは分かりますが、バンドの練習にならないと、30~40代の生徒から敬遠されています」

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