高級店に気後れしながら…<表参道・骨董通り周辺>

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 山桜桃一合1500円! ある店の張り紙に驚愕(きようがく)。山桜桃(ゆすら)は非常においしい日本酒だが、この値段は高い……。「サービスだよ!」と、山桜桃の4合瓶をドンと出してくれる入谷の蕎麦屋と比較してしまった。さすが表参道。

 行き交う人行き交う人、みんなオシャレ。ウインドーに映る自分を見てため息が出た。洋服、靴、かばんの専門店はどこもきらびやかで眺めるだけでも心が浮き立つが店に入る勇気が出ない。特に、靴屋! 一目で超高級と分かる靴から威嚇されている気分だ。せめてちゅうちょなく品を手に取り、「試していいですか?」と言えるレベルになりたいと思った。骨董通りというだけあって、古美術を扱う店が本当に多い――と感心したが、後で調べると、「骨董通り」という名前の歴史は浅いらしく、「開運!なんでも鑑定団」の人気鑑定士、中島誠之助氏が80年代初めに骨董店のPRを兼ねて命名したそうだ(「シブヤ経済新聞」から)。

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