異常気象でWパンチ 家計を直撃する「値上げカレンダー」

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 肌寒い日が続くと思ったら、懐が寒くなっていることに気づいた人も多いのではないか。1日から食料品の値段がまた一段と上がった。

 雪印メグミルクは、7月に続き、乳飲料「すっきりCa鉄」やヨーグルトなど乳製品7品目を5~10円値上げ。今月下旬の出荷分から「さけるチーズ」の量を約17%減らす。マルハニチロは、9年ぶりにさけ缶「あけぼのさけ」の価格改定に踏み切り、同時に60品目を10~30%値上げする。

 ゆでガエルのように家計は干上がっていくばかりだが、安倍政権発足後この2年弱で暮らしは確実にむしばまれている。缶詰や乳製品だけでなく、あらゆる品目で値上げが繰り返されているのだ。

■原材料高騰、円安、便乗値上げ

 経済評論家の広瀬嘉夫氏が言う。
「一斉値上げの主因は原油と小麦など原材料費の高騰と円安です。輸入コスト、生産コスト、輸送コストが膨らみ、価格転嫁をしないと経営が立ち行かないメーカーが増えています。円安はアベノミクスの副作用だし、日銀の異次元緩和による物価上昇に加え、消費増税のどさくさに紛れて、『便乗値上げ』した企業も中にはある。これだけ生活者の懐を痛めていても、株価維持のためだけに円安政策を続けるなんて異常です。これから『値上げ地獄の秋』が終われば、『家計崩壊の冬』が待っていると覚悟すべきです」

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