人質事件が直撃…円安に泣く旅行業界で今度はキャンセル続出

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 後藤健二氏の死で、日本人は改めてテロの恐怖を味わっている。頭を抱えているのが旅行業界だ。海外旅行の変更とキャンセルが続出し始めているのだ。

 中堅旅行会社の経営者はこう話してくれた。
「1月にパリでテロが起きてから変更が目立ちます。フランス旅行を予定していた人がカナダに変えたり、パキスタンを考えていた人がシンガポールに変更したりしている。日本人はフランスが狙われると、ヨーロッパ全体が危険だと思い込んでしまうので、ヨーロッパ旅行は1日からキャンセルが相次いでいます」

 影響は滞在先の行動にも出ている。都市のホテルに宿泊している人が郊外の名所で誘拐されるのを心配し、オプションのツアーを申し込まないのだ。夜は外出せず、ホテル内のレストランでディナーを済ませる人が増えている。

「これまでイランのペルセポリスやエジプトのルクソールの観光は移動区間の一部を警察などに護衛されて実施していましたが、ここにきて観光自体がなくなりました。テロリストは数十人を観光バスごと誘拐し、1人ずつ殺害することがあるため、観光客が怖がって申し込まないのです」(旅行ライター)

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