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井村屋のあずきバー “元和菓子屋”の強み生かして大当たり

 夏本番。この時期最も売れるアイスキャンディーといえば、井村屋の「あずきバー」だ。あずきたっぷりで後味のよいアイスは1973年の発売から40年以上経ったいまも市場の主役。国内のスーパーの9割以上で販売されており、13年度には過去最高となる年間約2億6700万本の販売実績を記録した。

 井村屋の原点は和菓子屋。1896年、あずきを使った“ようかん”を発売したのがはじまりだ。1960年に「即席ぜんざい」、62年に「ゆであずき」を発売。いずれも全国的ヒットとなり、あずき=井村屋の認知度が一気に高まった。その勢いを持って63年、アイスクリーム事業に本格参入。だがアイス市場に対しては後発であったため苦戦を強いられる。

「当初はバニラモナカなどをつくっていたが、差別化は難しいと判断し原点回帰。創業社長・井村二郎の“他人の真似をしない”という特色経営の考えに基づき、あずきを使ったアイスを考えた」(井村屋グループ経営戦略部の尾崎弘二氏)

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