誕生から125年 「エビスビール」の強みは技術の伝承にあり

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 ゴクッ……、ひと口飲んだ後の残り香のような苦味が忘れられないファンは多い。ご存じ、ヱビスビールは、サッポロビールの前身、日本麦酒醸造會社が、本格的なドイツビールを目指して1890年に発売したのが始まりだ。

■125年にわたり守り継がれた“歴史ある”ビール

 当時の名称は、「恵比寿麦酒」。価格は1本20銭ナリ。コーヒー1杯が1銭の時代で、かけそばでも10人前の価格に匹敵する超高級品だった。以来、戦争を挟んで製造を中断した時期はあったものの、125年にわたり守り継がれた唯一無二の貴重なブランドである。

 現在、この歴史あるビールの宣伝をはじめ、ブランド戦略を担当する責任者が、入社17年目の桑原敏輝マネジャー(39)だ。

「ヱビスの担当になって2年半。当初は『自分がヱビスをやれるんだ』と、やる気満々、毎日ワクワクして出社してました。が、最近は違いますね。何より当社の基幹ブランドで、経営に直結するような責任を負っていますから。これまでヱビスを飲み続けてくれたお客さまとどうやって絆を深めるか、新しいお客さまといかにして接点をつくっていくかと、プレッシャーを感じない日はありません。これまでヱビスに関わってきた先輩方もたくさんいますしね」

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