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花粉症で1人年間59万円 「体調不良社員」で被る会社の損失額

「いや~、昨日も飲み過ぎちゃったよ」

 二日酔いで職場の椅子にどっかと座り、午前中は仕事にかかる様子がない隣の同僚。タイムカード上は同じ時間働いていることになるが、実質の勤務時間となると雲泥の差だ。「それで同じ給料かよ!」と愚痴のひとつもこぼしたくなる……。

■企業にとっては大きなマイナス

 体調不良のまま出勤すれば、注意力が散漫だったりして生産性は劣る。

 これらの経済損失はなかなか数字には出にくいが、意外なほどコストがかかっているようだ。患者数は国内3000万人。日本人の国民病である花粉症はどうか。花粉症の社員と、そうでない社員とでは、どれくらい生産性に差があるのか?

 米ダウ・ケミカル社が1万人の社員を対象にアレルギーやうつ病などによる業務遂行の損失を計算している。それによると、花粉症を含むアレルギーによる損失は、1人当たり年間5000ドル(約59万5000円)。同じく関節炎とぜんそくが約6000ドル(約71万4000円)、首・肩痛などが7000ドル(約83万3000円)、うつ病は1万5000ドル(約178万5000円)となった。米のみならず、日本企業にとっても無視できない数字だろう。

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