魚沼産“日本一うまい米”はスキーリフトの有効活用から誕生

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 新米の季節。農水省によると、今年は3年ぶりに新米の卸売価格が上昇したという。家計には痛手だが、それでも人生で一度くらい、メチャクチャうまい米が食べてみたい。この5年間で、日本穀物検定協会が最高評価の「特A米」に指定するブランド米が倍増しており、最近、ちょっとしたお米ブームなのだ。

「特A米」といえば「魚沼産コシヒカリ」が全国的に有名だが、魚沼産の中でも“特Aを超えるS級米”“日本一うまい米”と評判なのが「天空米」というブランド米だ。生産・販売する長谷川雅人さんが言う。

「天空米は収穫後の稲穂をスキーのリフトにつるし、数日間天日干しにします。稲の根元から米粒に栄養分を移動させ、うま味成分を凝縮することで、おいしいお米が出来上がります」

 現在、新米を天日干しする農家や業者は全体の1割程度とされる。昔ながらの“はざ掛け”の方法だと、天候によって品質が左右されるが、リフトを利用すると、稲穂をムラなく乾燥させることができる。雨が降り出した時や夜は効率的に取り込めるメリットもあるそうだ。もともとは石打丸山スキー場がオフシーズンのリフトを有効活用しようと2004年に誕生したのだが、今では地元の風物詩としてすっかり定着した。

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