女性主導も今は昔…男性向けヨガ「ブロガ」が全米で話題
「ブロ」(BRO)は、ブラザー(BROTHER)を短くしたスラングで「男」の意味。それとヨガを合体させて「ブロガ」。つまり、「男性のためのヨガ」が全米で広まりつつあります。
アメリカのヨガ人口は約2000万人といわれていますが、その8割以上は女性です。しかしこのところ、アレック・ボールドウィン、アダム・レビーン、マシュー・マコノヒーら男性セレブのヨガライフが注目されています。さらに、前回紹介した「マインドフルネス」のエクササイズのひとつとしても、ヨガに対する男性の関心が高まってきました。
ところが、もともとヨガが盛んなカリフォルニアは例外として、アメリカのヨガクラスは圧倒的に女性主導です。そのため「ヨガは女がやるもの」という偏見に縛られたり、見事にポーズをとる女性たちに圧倒されてしまったり、「女性のレオタード姿を見たくて来ていると思われているのでは?」などと自意識過剰になって肩身の狭い思いをしている男性も多かったようです。