神戸は“ジャッキ式”で10人死傷 橋の手抜き工事はこんなに

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 神戸市北区で建設中の橋桁が国道に落下した事故は、作業員10人が死傷する大惨事となった。当時、橋が落下した国道は交通規制しておらず、一般車両やドライバーを巻き込みかねない状況だったのだから怖い。出張だ営業だと何かと外出する機会が多いサラリーマンは、どんな工事をしている橋が危険なのかを押さえておく必要があるだろう。

■過去に何度も事故

 問題の事故は兵庫県警が原因を解明中だが、落下した橋桁の西側を支えるジャッキ4基のうち2基が崩れ落ちたことが分かっている。このジャッキを使用した工事は、過去に何度も事故を起こしていた。

 1991年3月、広島市の新交通システム「アストラムライン」の建設現場で15人が死亡。95年12月にも横浜市の日本鋼管鶴見製作所浅野ドックで作業員が死亡している。97年9月には、今回の神戸の工事を担当した横河ブリッジが、北海道千歳市の高速道路の橋桁取り付け工事中に事故を起こしていた。今回と同じ「送り出し工法」を採用、3人の作業員が亡くなっている。98年6月にも、今治市の来島海峡大橋の建設現場で、仮設の橋桁が落下、作業員7人が転落死した。

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