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「ミラーレス車」解禁も…自動車業界が冷ややかなワケ

 18日から「ミラーレス車」の製造が解禁され、国の認証を得た新型車から公道で走れるようになる。どこまで普及するかが焦点になるが、業界の反応は「技術的な問題はありませんが、しばらくは各メーカーとも様子見になると思います」(自動車業界関係者)と冷ややかだ。

 イラストのようにバックミラーやサイドミラーの代わりに、カメラモニタリングシステム(CMS)を備えるミラーレス車は、従来車より後方の“視野”が広がるし、ミラーという“突起物”がなくなって抵抗が減り、燃費の向上にもつながりそうだ。新たな自動車のデザインが生まれるかもしれない、などのメリットがある。

 自動車ライターの佐藤篤司氏は「何かのきっかけがあれば普及するかもしれませんが」と前置きして、こう続ける。

「車は人間がコントロールするものというのが、自動車メーカーの基本的な考え方です。責任の所在をドライバーに置きたいからで、たとえばドライバーが運転しない『自動走行』の不具合で事故が起きれば、メーカーが責任を追う羽目になる。後方確認だって、最終的には“機械”ではなく、人間の目でやってもらいたい。取扱説明書でも、それを勧めている。要するに、技術的に可能だからといってメーカーが何でも導入したがるかといえば、それはまた別の話なのです」

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