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櫻井寛氏が選ぶ 一度は乗ってほしい「観光列車」ベスト7

愛情たっぷり設計

 10月14日は「鉄道の日」。今年は現美新幹線(JR東日本)、伊豆クレイル(同)、ながら(長良川鉄道)、「52席の至福」(西武鉄道)など観光列車が続々デビューした。2013年からJR九州が走らせている超豪華列車「ななつ星in九州」は、いまだに予約が取れない状況。シニアやミドルの夫婦2人旅こそ観光列車でゆったり各地を回りたい。

 7位の「伊予灘ものがたり」(JR四国、14年デビュー)は、松山―伊予大洲駅・八幡浜駅間を走る。松山ゆかりの夏目漱石「坊っちゃん」をイメージし、クルーが“マドンナ”に扮している。

「ピンクのエプロン姿で、坊っちゃん団子などを運んでくれます。デザイナーは入ってなくてJR四国の社員が企画している分、愛情もこもっています。座席は海側が低く、山側は高く設計している。途中、タヌキが出ることで知られる五郎駅(通過駅)があり、駅長さんが、タヌキの着ぐるみ姿で手を振ってくれるんですよ」

 ビューポイントは下灘駅。遮るものなく海が見える。夕日を撮るために乗る人も多いという。

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