文科省も後押し 夏休み短期留学ブームに頭抱える人事担当

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 文科省は初の留学促進キャンペーンを実施し、2020年までに海外留学する学生を倍増させる計画だ。民間の寄付を財源に、返済不要の奨学金でサポートする留学支援制度も準備。留学期間を28日以上2年以内で自由に設定できるそうだ。最短1カ月から支援してもらえるようだが……。

「有名大、無名大にかかわらず、大学主催の“短期留学ブーム”が起きています。学校側は『就職に有利』として1、2週間の海外留学や研修コースをつくり、学生に推奨している。そのせいで“なんちゃって留学”が増え、頭を抱える人事担当者の話も聞きますね」(石渡嶺司氏)

 ある学生が「海外研修を経て、グローバルな視点と語学力の習得に努めました」と言うので、面接官が期間を聞いたら、「1週間」と自信満々に答えたそうだ。もちろん採用には至らなかったという。


「企業は短期留学を評価していません。就職のために中途半端に行くぐらいなら国内で別の経験をした方がいい。アピールにつなげるには、せめて1年は欲しいし、そのための留年は、むしろ評価につながると聞きます。長期なら制度を利用してほしいと思いますね」(石渡嶺司氏)

 “なんちゃって留学”の経歴は、海外旅行と同じと捉えられるという。海外旅行をアピールするなら、お金を貯めて、自分で行程もアレンジした方がまだしも好印象か。

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