奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

ほぼ5日に1回…キュウリは異常なほど何度も農薬を浴びる

公開日:  更新日:

 昨年、フランスからやってきたドキュメンタリー映画の監督を東日本大震災の被災地に案内したのだが、食事の段になって「放射能は大丈夫?」と聞かれたのは当然として、そのあとが「農薬は大丈夫?」だった。

 たしかに中国では大量の農薬が使われ、世界中で禁止されているDDTやBHCといった農薬もいまだに使われているのだから不安になるのは当然として、まさか日本の農作物も、フランス人の目には中国食品同様、農薬まみれに見えるのかと思って驚いた。

 嘘か本当か、実際、調べてみると驚くような数字が出てくるのである。たとえば、日本には慣行栽培といって、各都道府県によって、1年間に農薬をまく回数の上限が決められている。

 たとえばある県で決められた慣行栽培のうち、比較的農薬をまく回数が多い作物をあげると次のようになる。

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